宝蔵寺(ほうぞうじ)(真言宗)

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林2丁目1
 
 応永3年(1396)に林村の藤原太郎左近(ふじわらたろうさこん)が、鹿ノ瀬の海中から引き揚げた木造の毘沙門天(びしゃもんてん)像*を本尊として寺を建てました。室町時代初期のもので、「林の毘沙門さん」と呼ばれ、古くから親しまれています。
 また、昭和になって寺の蔵から発見された十字架は、隠れキリシタンが礼拝に使ったものといわれています。境内には、「雌鹿(めじか)の松」の伝説をもつ松(2代目)があります。【マップ中・西13】
*市指定文化財
宝蔵寺