松江410
貞治(じょうち)3年(1364)、福祥寺(ふくしょうじ)(須磨寺)の再興に、当地で如法経の勧進が行われました。広島にある妙慶院(みょうけいいん)には、宝徳(ほうとく)元年(1449)に林崎郷の人たちが奉納した鐘がありました。この鐘はかつて、この正護寺にあったようです。
元禄13年(1700)2月、林の神応寺の宥海(ゆうかい)和尚と庄屋善兵衛が廃寺跡に観音堂を建立し、寛政6年(1794)の修復を経て、昭和41年(1966)に建て直されたのが現在の堂です。【マップ中・西19】
正護寺(しょうごじ)(真言宗)