野々上1丁目17
建長6年(1254)に鎌倉時代の高僧である法燈国師(ほっとうこくし)が創建しました。寺の縁起は、藤江の龍泉寺と同じです。享保6年(1721)に西嶽(さいがく)和尚が中興(ちゅうこう)しました。3年後の享保9年(1724)に飲み水に難儀する村人を見かねて井戸を掘ると清水が湧き出し、そこからこの寺の名前が付けられたそうです。
本尊は木造の子安地蔵菩薩立像で、子授け・安産に御利益があることから、かつて安産祈願の女人講である達磨講(だるまこう)もありました。【マップ中・西24】