藤江1305
建長(けんちょう)6年(1254)に法燈(ほっとう)国師によって開かれました。その後、元禄(げんろく)14年(1701)に法雲(ほううん)和尚が再興して臨済宗になりました。享和(きょうわ)3年(1803)に火災のため、堂は焼失してしまいましたが、3年後の文化3年(1806)に再建されました。
本堂では寺子屋が開かれ、明治5年(1872)に学制が敷かれると、二江(ふたえ)小学校がここに開校されました。二江とは藤江と松江のことです。なお現在の本堂は昭和16年(1941)に新しく建てられました。【マップ中・西37】