常楽寺(じょうらくじ)(臨済宗)

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大久保町大久保町848
 
 寺伝によると永禄(えいろく)5年(1562)釈休和尚(しゃくきゅうおしょう)が小さな庵(いおり)を開いたのが始まりとされ、正徳(しょうとく)2年(1712)に妙心寺(みょうしんじ)末寺となり、翌3年に湖林和尚(こりんおしょう)が伽藍(がらん)を改築、昭和51年(1976)には鉄筋コンクリートに改築されました。
 本尊の後ろに鎌倉期以前の作といわれる秘仏の弁財天坐像があり、本堂には6代藩主松平信之(まつだいらのぶゆき)の位牌(いはい)が祀られています。この寺は江戸時代末期、一時寺子屋を開いていたことがあるそうです。【マップ中・大12】
常楽寺