正覚寺(しょうかくじ)(浄土真宗)

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魚住町金ヶ崎1368
 
 由緒によると、室町時代の文明(ぶんめい)2年(1470)に藤原秀郷(ひでさと)の子孫である釈浄誓(佐藤時信)が開いたとされます。平将門(たいらのまさかど)の討伐を命じられた秀郷が兜(かぶと)の前に1寸8分(約5㎝)の観音像を付けて出陣したとされ、その時の観音像が代々受け継がれ、時信の時にこの寺の観音堂に安置されたと伝えられています。
 本尊は阿弥陀如来像で、恵心僧都(えしんそうず)が作ったとされています。本堂は享保(きょうほ)2年(1717)に建てられましたが、現在は建て直されています。【マップ中・大23】
正覚寺