大久保町西脇412
高句麗(こうくり)出身の僧恵便上人(えべんしょうにん)が開基、寺伝によると昔、西脇の北の丘陵に江南山報恩寺という七堂伽藍(しちどうがらん)をそなえた大きな寺があり、西光寺はその塔頭(たっちゅう)の一つでした。しかし、羽柴秀吉の三木城攻めの際、三木方に味方したとして焼き払われ、文禄(ぶんろく)元年(1592)、了法(りょうほう)上人が再興しました。上人は武田信玄の軍師山本勘助(やまもとかんすけ)の実弟といいます。
庫裏は明治の終わり頃、旧大久保本陣の母屋から移築したものです。【マップ中・大26】