大久保町西島556
平安時代後期の大治(たいじ)年間(1126〜31)に、魚住町中尾の西海和泉守有利(にしうみいずみのかみありとし)が氏寺として創建したといわれています。江戸時代に2度の火災に遭いましたが、本尊の大日如来像(だいにちにょらいぞう)は難を逃れました。その煙で仏像は青銅製(せいどうせい)と見間違えるほど黒っぽくなっています。
江戸時代の文化年間(1804〜18)に建立された聖天堂(しょうてんどう)には歓喜天が祀られ「森の聖天」として親しまれ、4月1日の縁日には多くの人で賑(にぎ)わいます。【マップ中・大33】