大久保町西島1100
江戸時代に僧舜恵(しゅんけい)によって開山され、寛政(かんせい)13年(1801)に本堂が建てられました。しかし明治元年(1868)に全焼し、記録のほとんどが焼失してしまいました。
寺の北側に、享保(きょうほ)18年(1733)に地元の卜部清兵衛(うらべせいべえ)が建てた観音堂があり、これが現在の本堂です。境内には西島村の庄屋に生まれ、寛政池を築く等の仕事をした俳人、卜部起蝶(うらべきちょう)の墓や明和(めいわ)年間(1764〜72)に建てられた大きな石の地蔵などがあります。【マップ中・大34】