魚住町西岡9
寺伝によると、天平(てんぴょう)2年(730)に行基が清冷山閼伽寺(あかでら)を建て、最盛期には金林坊・如意坊・薬師坊・金蔵坊・寿命坊・観音坊・玉蔵坊・谷之坊・西光坊・神咒(じんじゅ)坊の10の塔頭(たっちゅう)がありました。その中の金林坊が金輪寺になったといいます。
約200年前に建立された三間四面の総欅(けやき)造り本堂は、四方の隅棟(すみむね)が頂上で屋根の中心に集まる宝形造(ほうぎょうづくり)で、平成19年(2007)に改修されましたが、建造当時の姿をよく残しています。【マップ西10】