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鳥羽地区
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昔の村の様子と子ども達の生活(昭和30年頃)
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夏
流れ溝・蛍狩り
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流れ溝は、野々池からきれいな水が流れ、川底には「しじみ」や「カラス貝」などが生息し、日中は子ども達の水浴びの場となる。夕暮れ時になると流れ溝及び周辺には、沢山の「蛍」が飛び交い、子ども達(小さい子どもは、お母さんたちに連れられ)は、麦わらで編んだ手作りの篭(かご)を持って蛍狩りをする。時々、草むらに潜んでいる「蛇」を「蛍」と間違えてつかんでしまうこともある。盆の15日には、精霊流しの場となる。