中山邸

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 平成11年3月26日指定 市都市景観形成重要建築物
 
 中山邸は、約640坪の敷地を土蔵、納屋など付属屋が取り囲むという大規模な農家の屋敷構えを今に伝えている。
 白漆喰塗りの土蔵や納屋が集落の通りに沿って間口25㍍にわたって並んでいる。建築年代は18世紀後半頃まで遡る遺構と考えられているが、文化文政の頃(1804~1830)に移築により再建されたといわれる。市内内陸地域の瓦葺きの農家遺構の姿を今に伝えている。

中山邸