村の講について

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 「氏神講」は今も続けている。34名。講の代表はクジ引きで決める。「伊勢講」は形を崩し、氏神講の中で運営。伊勢と出雲に交互に参拝している。昔は、バイパスの辺に“宮田”があり、講の運営に当てていた。「天王講」昔はあった。今は四月の桜の頃に花見も兼ねて広峰参り(昔は節分の後)。「大師講」婦人(11人)の講で、毎月20日、大師堂で「お大師様」「庚申さん」を祀っている。この講で地蔵盆を行う。23日大師堂に泊まり込み経を上げ、翌日の地蔵巡りの準備をする。初盆の家はこの地蔵を含め近隣7か所の地蔵巡りを三年間する。ただ、この地蔵の前で鍬をかく仕草をすると一年で済むといういわれがある。この庚申さんは“イボ取り”で知られ3×7、21日お参りすると、どんなイボでも取れたと言われている。「山上講」昔はあったが、今は無い。