氏神講の詳細

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1.構成
 清水新田、及び土山地区在住者で構成し、3~4名で11班から成り立っている。全体を見るのは宮総代の2人。
 
2.月当番の仕事
 ①氏神、宗賢神社の飾りつけ、及び接待。
 ②秋祭りの神社の飾りつけ、及び接待。
 ③年末は全員参加で、神社の鳥居の注連縄作りと神社などの飾りつけ。
 ④12月の当番は、大晦日の参拝者の接待準備と接待。
 ⑤1月当番は、元旦の参拝者の接待と後片付け。
 ※11月30日(旧暦)の夜は厄払い参拝者の接待準備と接待。
 
3.その他
 コウモト(講元・各班構成)は2年毎の5月に抽選により再編成される。
 1月は「成人の日」(担当1月講元)、5月5日「子どもの日」(担当5月講元)は講元による祭壇の飾りつけ、構成員の接待が行われる。

氏神の宗賢神社

 
4.氏神講の順序
 氏神講は1月「成人の日」と、5月5日「子どもの日」に行われ、いずれも2週間前に担当の講元が集まり、参加人数を調べ、当日の献立などの準備を始める。1週間前から神事、祭壇用、参加者食事用の食物などの手配をする。神事、祭壇用のお膳は作って、参加者の食事は仕出しを注文する。酒は日本酒5升、ビール(1月40本、5月50本)、焼酎5本。

氏神講の祭壇

 当日は午前9時から世話役が公民館で打合せ、参加人員の確認。当日材料の買い出し、会場の設営、祭壇の飾りつけ、食器類、煮物、おでん、御飯の準備。
 11時に仕出し弁当が到着して、11時45分から参加者へお茶の振る舞いし、正午に開催挨拶。
 ①参加者へお茶の振る舞い。
 ②筆頭の世話役の開催挨拶。
 ③宮総代を中心として、祭壇祈願。
 ④全員で般若心経を読経。
 ⑤神酒、洗米、大根なますを参加者に回す
 ⑥仕出し弁当、茶碗蒸し、黒豆、煮干し、ビールなどを配る。
 ⑦情報交換会の開催挨拶。
 ⑧乾杯。情報交換会は2時間半程度。
  世話役筆頭の命によりご飯を希望者に配る。
 ⑨途中で帰られる人には、乾燥スルメを手土産に渡す。
 ⑩世話役筆頭による講終了の挨拶。
 ⑪帰りに参加者には乾燥スルメを手土産に渡す。

氏神講で読経