(2)『兵庫県漁業慣行録』

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 明治19年(1886)に県内各戸長役場に対して行われた「漁業慣行調査」の報告をまとめ、明治22年(1889)に兵庫県勧業課によって編集された。江戸時代の漁業の様子がわかる貴重な資料のため、その内容の一部を紹介する。
表2 『兵庫県漁業慣行録』項目表
第一章 漁制
  第一款 掟類
  第一項 保護ニ関スル事 村別 漁期・漁具・漁場
第二項 漁税ニ関スル事 村別
第三項 其他ニ関スル事 村別
第二款 規約及慣例
  第一項 保護ニ関スル事 村別 漁期・漁具・漁場
第二項 漁業ニ関スル事
  第一節 漁権 村別
第二節 仲間加入ノ仕来 村別
第三節 他方ノ漁夫来漁ニ係ル手續 村別
第四節 販売ノ仕方 村別
第五節 漁村維持並救恤 村別
第三項 雑事 村別 祝い・雇夫給食・祭祀禁忌・休業ノ例
第三款 犯則違例ノ処分 村別
第二章 漁労
  第一款 種類
  第一項 品名 〔魚名一覧〕
第二項 大小軽重 〔魚種別〕
第二款 漁期
  第一項 期節 捕魚採藻ノ期節〔表〕
第二項 気象
第三項 群来ノ前兆
第四項 去来ノ期節及方向
第三款 漁場 村別 区域・潮流・水底ノ概状
第四款 入合漁船ノ数 村別
第五款 漁具
  第一項 漁網及釣具等 漁具現在数〔表〕
第二項 漁船 漁船現数〔表〕
第六款 漁法
第七款 有害漁法
第三章 蕃殖
  第一款 生産期節 水族ノ生産スル期節〔表〕
第ニ款 生産場
第三款 有害物
第四章 漁民
  第一款 営業ノ景況 漁業概表〔表〕
第二款 営業種別
  漁業者ノ種別〔表〕
漁業二関スル営業者ノ種別〔表〕
  備考 資本主・雇夫(船頭・脇船頭・平働)・手間取