9)若宮神社(林2丁目:旧東丁)

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 若宮神社は船上村の山王権現(山王社)を、天正13年(1585)、林村の角屋掃部が勧請し、若宮大明神と呼び氏神にしたという。この伝承は宝暦12年(1762)の「播磨鑑」に記載されている。神社の由緒には、延宝4年(1676)4月19日、松平日向守信之が領主の時、水主料(かこりょう)が免除された。これに対して村民が報恩の記念として若宮大明神に拝殿を建てたという。

若宮神社