❶大丁の布団太鼓「一丁マカセ」(注:マカセは布団太鼓のこと。一丁、三丁、五丁は布団の枚数)
東之町・大丁・獅子投町・宮之町の四町合同で運営された。毎年一番に出陣する「お先太鼓」であった。若い衆の衣装は、水色の襦袢に黄色の鉢巻き。
大丁の布団太鼓 昭和17年
『明石の布団太鼓』より
❷中之町の布団太鼓「三丁マカセ」、赤い襦袢に赤い鉢巻き。
❸西之町の布団太鼓「三丁マカセ」(もともとは五丁マカセであった)青い襦袢に黄色の鉢巻き。
以上の布団太鼓は、林神社へは石段の下までしか行かなかった。若宮神社には❽ホウレンと呼ぶ白木の神輿もあり、これは、❶ ❷ ❸の集団が年替わりで運営した。
晴れ姿(昭和24年ごろ)井上剛至氏提供