〈清水の宿場-教員の研修として-〉

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 平成28年(2016)8月、明石市内小学校の社会科教員の研修の一環(明石市教育研究所)として実施したフィールド・ワークを紹介する。明石市内を東部・中部・西部に分け、平成26年度から順番に実施してきた。3回目となる今年度は西部の魚住地区を通る江戸時代の西国街道付近に残る江戸時代の史跡を中心に歩いた。
 以下、この研修に参加した教員の感想である。
・私は明石出身ではないので、初めて聞くことばかりでとてもいい勉強になりました。やはり教科書だけではなく身近な教材を使えることも社会科の良さであると改めて感じることができました。今後私自身も、もっと勉強を重ねて明石の子どもたちに、明石の良さを伝えていきたいと思います。
・土地の使われ方の移り変わりについて詳細な情報を知ることができました。地域によって授業に生かすことができる教材は多様であると考えます。今日のフィールド・ワークは、あくまで明石という地域の教材研究に重点が置かれていたものの、どの地域にも応用できる方法を学ぶことができました。
・東部・中部・西部と3年かけて明石の街を歩いて勉強させていただきました。普段歩くということがほとんどないので、歩くことで分かることがたくさんあり、歴史を感じながら歩く楽しさを味わったりすることができました。どこかで、このフィールド・ワークを生かした授業ができればと思っています。

説明を聞いている


西国街道を歩く