外堀内の武家屋敷図に中堀内主郭部分の図(6図として別図に扱う)を貼り合わせたもの。西部(左側)を中心に欠損部分が多い。屋敷割の区画や街路は丁寧に描かれているが、門・番所などの建物は描かれていない。屋敷区画には間口の間数のみ記入されていて、居住者の名前は2種類の付箋に記して貼り付けている。中央下部(追手筋の西)には幕末期に家老職を勤めた「黒田半平」の名前がある。

御家中絵図(全体図)●明石市立文化博物館蔵(81×136cm)

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