明石型とネーミングされているにもかかわらず、明石市民にはその存在すら知られていないことに驚きました、淡路島では生船は比較的広く知られているようです。明石で生まれた明石型生船は性能の良さでその後、淡路島、香川、愛媛などで7千隻の建造実績があります。船首から胴にかけては和船作り、船尾は洋式で造られ独特の美しい船型は明石型を強く主張しています。
2015年(平成27年)
4月 加瀬野さんに明石型生船模型と焼玉エンジン模型注文、明石型生船写真家の嶋田氏を紹介していただく
6月 香川県瀬戸内海歴史民俗資料館の板図調査
6月 大日水産(株)富島造船所の船大工・大崎氏に聞き取り調査、富島にて引き続き数回聞き取り実施
9月 神戸大学海事博物館に明石型生船模型と木栓を寄贈、「山九」船大工の宗和氏製作
2016年(平成28年)
7月 最後の明石型生船明石入港
12月 明石ケーブルテレビ取材
2017年(平成29年)
12月 淡路市育波公民館の郷土写真展に明石型生船を展示
2018年(平成30年)
4月 生船で働いていた育波の藤本氏に聞き取り調査
5月 アスピア明石で「明石型生船写真展」
8月 淡路地方史研究会で明石型生船を紹介
9月 生船研究会設立会
9月~11月 あかし市民図書館、日新信用金庫にて「明石型生船を知る」説明展示
9月 船大工大崎氏への第1回目聞き取り調査
10月 淡路市北淡公民館にて「生船の歴史を振り返る写真展」及び講演会
11月 船大工大崎氏への第2回目聞き取り調査
2019年(平成31年)
1月 第1回聞取り調査 日野氏、志田氏
4月 第2回聞取り調査 日野氏
5月 第3回聞取り調査 日野氏
6月 第4回・第5回聞取り調査 日野氏
9月 明石型生船調査資料集・生船写真帖の発行