HN182 第三常盛丸(20t)建造 大日水産(株)富島造船所昭和40年代船首には内舳(仮水押)が取り付けられ、キール先端には外舳(本水押)を取り付けるための突起部がある。
船底外板、生の間の隔壁は設置され、長尺の角材で仮止めされている。船底外面には隔壁を取り付けたボルトが一列に並んでいる
HN183 弁甲材を継合わせてた左舷船側外板をクレーンで吊り上げ船底外板に取り付ける。また外板には通し釘を打込むための釘穴が並んでいる。左側では買取った洋式船構造の機帆船を修理し、養殖魚用の冷凍した餌などを貯蔵していた
HN184 小型の明石型生船であるが生の間は5カ所ある。ブルーワーク、ハッチコーミング、甲板は仕上げられ、生の間の蓋(サブタ)は左側に立てかけてある。
後ろには30tクラスの中型の明石型生船
HN185 操舵室の造作、二人の船大工が作業すると狭い位に規模が小さい。F字型万力(イギリス)と鎖を使って枠組みを固定している。機関室の開口部が操舵室の後ろに見える。
HN186 船主と船大工棟梁が出席して、神主により航海の無事を祈りお祓いをする。後部デッキ(仮称運動デッキ)には徳利束が並んでいる。また右後方には弁甲材の板材を乾燥させている。
HN187 進水式当日には、関係者から贈られた祝旗をマストに掲げ、マストに結び付けた長い青竹には様々な飾りつけを行う。大抵の進水式は午前中の大潮の満潮時に行われるので、その時間に合わせて地域の人々が集まり、もちなげ(餅まき)をして進水式を行う。
SM188 第六利丸 HG2-5057は兵庫県船籍 兵庫県洲本市由良港の明石型生船 後部デッキにあるバラスター(徳利束)は形骸化している。
SM189 FRP(繊維強化プラスチック)製の明石型生船 |
SM190 外観は明石型生船に酷似している |
SM191 造船所は愛媛県宇和島市米本造船所 |
SM192 第六利丸のキャビン |
SM193 昭和39年(1964年)進水の槙皮船 信用丸(奥本徳文さん所有) 広島県大崎上島明石港
KS194 渡海船 明徳丸 愛媛県松山港から島へ弁甲材やプロパンガスなどの生活必需品を運ぶ
KS195 明石型生船による稚魚の放流 岡山県倉敷市下津井沖 |
KS196 韓国の生船 船尾にハングル文字で船名 岡山県玉野市宇野港 |
KS197 第三栄丸(富島造船所建造)愛媛県弓削島にて買付け
KS198 明神丸 香川県三豊市詫間町
船釘等購入納品書
納品書1~5
平成12年1月4日 加瀬野様
尾道市天満町15番28号
株式会社大和商会
船釘の生産が終わるにあたって造船資料として購入した
KS213 |
KS214 |
KS215 |
KS216 |
KS217 |
KS218 縫釘 右から3寸、3寸、3寸5分、4寸、4寸5分、5寸、5寸5分、6寸)
KS219 皆折釘 右から2寸、3寸、3寸5分、4寸イチョウ皆折釘4寸
KS220 縫釘4寸とイチョウ皆折釘4寸
KS221 通釘 右から3寸(信用丸)、3寸5分(信用丸)、4寸5分、5寸、5寸5分(信用丸)、7寸、下段包釘2寸
KS222 通釘7寸
信用丸は芸予諸島大崎上島の槙皮船で、マキハダや船釘を各地に販売していた。
KS223 縫釘 右から9寸、9寸5分、1尺、1尺5分
KS224 縫釘(黒ヌイ)1尺5分
KS225 右から 角タック、通釘8寸、8寸
KS226 通釘8寸 |
KS227 角タック |
KS228 鋼鉄製ボート(ボルト) 下から177mm、220mm、280mm、342mm
KS229 木ボート 小は220mm、大は243mm
埋木 大は直径37mm、小で直径31mm
KS230 木ボート(大) |
KS231 埋木(大、小) |
KS232 丸タック釘 右から4分×4寸、4分×4寸5分、4分×5寸(信用丸)、4分×5寸5分、4分×7寸
KS233 丸タック4分×7寸
KS234 丸タック釘と角タック釘 右から丸3分×2寸5分、丸3分×3寸、丸3分×3寸5分、角2寸、角4寸(信用丸)、角4寸5分(信用丸)
KS235 角タック4寸5分(信用丸)