谷上カメラ店は昭和45年に現在の場所に開業。平成29年春に閉店するまで、川重内の西明石店・西神戸工場店・播磨工場店の3店でも営業し、最大13名の店員がいたそうだが、近年デジタル化が進み、以前は約250店あった兵庫県カメラ店協会員が25店に激減していったという。長年続けている日本各地への撮影会は今後も続けていきたいとのこと。なお、谷上カメラ店が銀座通りに進出する以前、そこには「つるや」という店があり、おもちゃや釣具、空気銃の玉なども売っていて、「つる」の看板の上に谷上カメラの看板を被せたそうである。また、すぐ南に「時計」の看板があるが、やはり古いものだという。
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写真17 「つるや」の看板
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写真18 谷上カメラの店頭