寝台の内部

202 ~ 202

 寝台の枕の位置を見ると、船尾側に置かれている。これは、寝台が船の形に合わせて傾いているため、頭を高い位置にするためであろう。枕の上部には蛍光灯がついている。また右舷側の寝台には右に、左舷側の寝台には左に物が置ける空間がある。どちらも船尾側であり、目覚まし時計などが置かれていることから、寝る直前や起きてすぐ手にするものを置いたと推定される(写真7)。寝台の足もとにあたる船首側には上部に吊棚があり、棚の下の空間を合わせると、寝台の床は約190cm×約82cmと、シングルの敷布団サイズより小さいが、たいていの人は体を伸ばして眠れるサイズとなっている。

写真7 寝台の枕付近

写真7 寝台の枕付近

 吊棚は上部が引違戸で、下部が引出しになっている。吊棚の横に扇風機がかけられており、夏場は足元を涼しくできるようになっている(写真8)。

写真8 寝台の足もと付近

写真8 寝台の足もと付近