目次

 口絵
 発刊にあたって
第Ⅰ編 昭島市の概観 …………………………… 1
 第1章 自然のようす …………………………… 2
  一 昭島市の位置 …………………………… 2
    東京都のほぼ中央にある
    多摩川と玉川上水
    昭島を構成した十か村
  二 昭島市の地形 …………………………… 4
    土地の高さは
    土地の様子は
  三 昭島市の気候 …………………………… 5
    昭島市域の気温
    かつての名物「赤っ風」
  四 昭島市の交通 …………………………… 6
    石灰石の運搬で始まった青梅鉄道
    交通のかなめの昭島市
    道路の様子は
 第2章 昭島市の歴史的環境 …………………… 8
  一 有史以前 ………………………………… 8
    昭島はむかし海だった
    一万年前のアキシマ人
    縄文集落の発展と空白の弥生時代
  二 古代の昭島市域 ………………………… 9
    古墳時代の昭島市域
    武蔵国に国分寺ができる
    平安時代の遺跡
    武士団の誕生
    武蔵七党
  三 武士の時代の昭島市域 ………………… 12
    源平の合戦での武蔵七党の活躍
    市域の村々
    遺跡・遺物のとぼしい中世
    立河原合戦
    『新古今和歌集』にうたわれた武蔵野
    北条氏照の滝山入城
    武田信玄の滝山城攻撃
    多摩川と昭島市域
  四 江戸時代の昭島市域 …………………… 15
    昭島が幕府領となる
    多摩川の渡し
    多摩川の筏流し
    昭島の風俗・文化
 第3章 昭島市の社会的環境 ………………… 17
  一 農村から都市へ ………………………… 17
    明治時代の昭島市域
    鉄道網の充実
    昭島市域の養蚕
    昭和時代の昭島市域
    戦時下の昭島市域
  二 日本の敗戦 そして再建 ……………… 19
    昭島市の誕生
    高度経済成長時代
    人口が十万人を越える
    そして現在
    新しい市役所
    昭島の水
第Ⅱ編 原始・古代の昭島 ……………………… 21
 第1章 太古の昭島 …………………………… 22
  一 アキシマクジラの化石 ………………… 22
    東京付近の地質年代表
  二 アケボノゾウの子どもの頭の化石……… 24
  三 アケボノゾウの足跡の化石 …………… 25
  四 イヌ属の下顎の化石……………………… 27
 第2章 縄文時代の昭島………………………… 28
  一 旧石器時代 ……………………………… 28
  二 昭島の旧石器時代………………………… 29
  三 昭島の縄文土器 ………………………… 30
    縄文土器の時期別区分
  四 林ノ上遺跡 ……………………………… 32
  五 上川原遺跡 ……………………………… 34
  六 西上遺跡と縄文人 ……………………… 36
  七 龍津寺東遺跡と縄文人の生活 ………… 38
  八 広福寺台遺跡 …………………………… 40
  九 坂上遺跡 ………………………………… 40
 第3章 古墳時代の昭島………………………… 42
  一 古墳時代 ………………………………… 42
  二 多摩川沿いの古墳 ……………………… 43
  三 山ノ神遺跡 ……………………………… 44
  四 浄土古墳群 ……………………………… 46
  五 経塚下古墳 ……………………………… 47
  六 大神古墳 ………………………………… 48
 第4章 奈良・平安時代の昭島 ……………… 50
  一 奈良・平安時代 ………………………… 50
  二 昭島の奈良・平安時代 ………………… 51
  三 玉川町発見の火葬墓 …………………… 52
  四 経塚下遺跡 ……………………………… 54
  五 東耕地遺跡 ……………………………… 56
  六 その他の古代集落 ……………………… 57
  七 摂関政治と在地豪族の台頭 …………… 58
  八 武士団の発生と武蔵国 ………………… 60
  九 頼朝の関東制覇 ………………………… 62
第Ⅲ編 中世の昭島 ……………………………… 63
 第1章 鎌倉・室町時代の昭島 ……………… 64
  一 鎌倉幕府と武蔵の武士 ………………… 64
  二 集落の発展 ……………………………… 65
  三 昭島の中世の文化財 …………………… 66
    板碑
    宝篋印塔・五輪塔
    神社や寺
  四 宮沢村と、阿弥陀寺・諏訪神社 ……… 68
  五 大神村と、観音寺・駒形神社 ………… 70
  六 拝島村と、大日堂・日吉神社 ………… 72
  七 大日堂の文化財 ………………………… 74
    仁王像の解体
    顔の正面と内側
    発見された墨書銘
    寄木の様子
  八 周辺武士団と昭島 ……………………… 78
 第2章 戦国時代の昭島 ……………………… 80
  一 二つの立河合戦 ………………………… 80
  二 滝山城と拝島 …………………………… 82
  三 紅林文書と後北条氏 …………………… 84
  四 後北条氏の滅亡 ………………………… 85
第Ⅳ編 近世の昭島 ……………………………… 87
 第1章 幕藩体制の成立と昭島 ……………… 88
  一 江戸に幕府ができて …………………… 88
    江戸幕府の成立
    昭島の領主たち
    元禄の地方直し
    近世の村ができる
    村の人々の生活
    領主の農民支配
    鷹場としての支配も
  二 新田開発と村々の広がり ……………… 96
    地図を広げると
    新しい田畑を求めて
    村落のまとまりと交通
    村落の景観
    多摩川の洪水
    新田開発にストップがかかる
    上川原村の新田開発
    進まぬ開墾
    農業に必要な山と水
  三 社会の動きと農村の変化 ……………… 104
    宿場町だった拝島
    拝島宿の変貌
    変わっていく農業
    文政の改革と組合村の成立
    天保の飢饉と昭島の人々
    大地主の出現
    若者組と村の秩序
  四 村の生活と文化 ………………………… 112
    在村文化を担う人々
    文化の種類とそのレベル
    読み物作家 不老軒宇多ゝ
    『露草双紙』を著す
    中下層の農民たち
    文字を読む人々
    嘉右衛門織の登場
    近世の集落と信仰
    社会の変化と新しい信仰
    流行神にこめられた願い
    拝島大師信仰の広がり
 第2章 幕末の昭島 …………………………… 122
  一 黒船がやってきて ……………………… 122
    初めて昭島からアメリカへ
    開港により養蚕業が
    横浜へ続くシルクロード
    製糸業の発達と織物業の衰退
    開港と物価の上昇
    困窮する旗本たち
    幕末の動乱と昭島
    天然理心流
  二 江戸幕府が滅びる ……………………… 130
    武州世直し一揆が
    昭島の村では
    昭島での被害
    築地の渡しの戦闘
    昭島の夜明け前
    多摩川と村の生活
    昭島に残る民俗芸能
    中神の獅子舞
    福島神社の福島囃子
    日吉神社の祭礼喋子
第Ⅴ編 近代の昭島 ……………………………… 137
 第1章 明治政府の成立と昭島 ……………… 138
  一 明治維新 ………………………………… 138
    戊辰戦争で幕府側が敗れる
    明治の政府ができる
    昭島の村は品川県と韮山県に
    中神村が神奈川県?
    戸籍ができる
    地租を改正する
    東京府に編入される
    村の生活
  二 文明開化の波が ………………………… 144
    昭島の文明開化
    自由民権の考え方が広がる
    昭島の自由民権運動
    甲武鉄道の開設
    蒸気鉄道の請願
    青梅にも鉄道を
    青梅鉄道会社の設立
    中神駅ができる
  三 学校ができて …………………………… 152
    学制が施行される前
    大神村に執中舎が
    拝島村にも学校が
    福島村の学校
    小学校の様子
    小学校教育の発展
    児童数の増加
    学校校舎の建設
    明治の先生たち
    子どもの生活
  四 日清・日露戦争と昭島 ………………… 160
    日清戦争が起きる
    昭島の人々と日清戦争
    日露戦争
    日露戦争と昭島
    製糸工場がつくられる
    地方銀行ができる
    地方改良運動の普及
 第2章 大正から昭和へ ……………………… 166
  一 大正の時代になって …………………… 166
    第一次世界大戦
    地方自治が広がって
    蚕種の産出は東京一に
    蚕業講習所の設立
    関東に大地震が
    五日市鉄道が開通する
  二 昭和時代に入ると ……………………… 174
    第一次世界大戦の影響
    昭和村ができる
    昭和の大恐慌
    青年団と戦時教育
    小学校と戦時教育
    軍需工場が昭島に
    軍需産業都市として
    人口が急増する
    昭和町になる
    八清の住宅街
  三 太平洋戦争と昭島の人々 ……………… 184
    長期化する日中戦争
    太平洋戦争
    太平洋戦争時の昭島
    昭島にも空襲が
    学童疎開
    啓明学園北泉寮
    五日市鉄道の廃止
    勤労動員
    敗戦と昭島
    八高線の衝突
第Ⅵ編 現代の昭島 ……………………………… 195
 第1章 平和都市を目指して ………………… 196
  一 敗戦から復興へ ………………………… 196
    社会の改革
    昭島の農地改革
    学校制度の改革
    戦後の復興
    戦後の産業の復興
    新しい商店街ができる
    国体の相撲会場に
    多摩で七番目の市に
  二 緑と清流のまち昭島 …………………… 204
    ベットタウンとして
    交通網が整備される
    工業都市として
    都市としての整備も
    基地と騒音
    東京オリンピックと奥多摩街道
    光化学スモッグとカドミウム
    滑走路が住宅団地に
    立川基地跡が昭和記念公園に
    緑と清流の都市を目指して
 巻末資料 ………………………………………… 213
  昭島市域 遺跡・旧跡・化石出土地
  昭島市域 神社・仏閣位置図
 1 昭島の歴史を語る石造文化財 …………… 218
  一 板碑 ……………………………………… 218
  二 宝篋印塔 ………………………………… 221
  三 五輪塔 …………………………………… 221
    (写真資料) ……………………………… 222
   1 波多野氏所蔵板碑
   2 阿弥陀寺所蔵板碑
   3 観音寺所蔵板碑
   4 小山氏所蔵板碑
   5 古屋氏所蔵板碑
   6 阿弥陀寺所蔵板碑
   7 山ノ神遺跡で発掘された板碑
   8 本覚院墓地の板碑
 2 昭島の歴史を語る主要な神社 …………… 224
 3 昭島の歴史を語る主要な寺院 …………… 226
 
 昭島市史年表 …………………………………… 229
 
 備考
  ・本文には、適宜にふりがなが付けられています。
  ・かこみ記事につけてある記号
   ◆…ことばの説明 ◇…本文をおぎなうコラム
 
   本書の編纂に協力してくださった先生方
   監修   和田哲・白川宗昭・石田健造
   執筆   目賀田八郎・嶋貫博
 
   出典一覧表 東京書籍印刷株式会社企画編集室