[写真資料]

222 ~ 223

1 波多野氏所蔵板碑

主尊は、釈迦でバグとよむ。釈迦の板碑は少ない。正安元年。

2 阿弥陀寺所蔵板碑

阿弥陀三尊の、観音(サ)勢至(サク)のみ残る。下に光明真言が梵字で彫られる。元徳三年。

3 観音寺所蔵板碑

主尊は阿弥陀仏『風土記稿』に載る貞治・永和など古碑は村の古さを語る。延文元年

4 小山氏所蔵板碑

主尊は阿弥陀仏。一対の花瓶。市内の板碑には花瓶付は少ない。年号は応安。

5 古屋氏所蔵板碑

阿弥陀三尊の薬研彫が美しい。年号は応安。安の一部が見える。

6 阿弥陀寺所蔵板碑

阿弥陀三尊、天蓋・瓔珞で荘厳。年号は永和。市内では天蓋付きはこれのみ。

7 山ノ神遺跡で発掘された板碑


 

上部を欠いているが阿弥陀三尊を主尊にした月待供養の結衆板碑。年号は享徳と思われる。花瓶が見える。下部がくずれているためどのようなことが書かれていたかは想像するほかはないが、民衆が集団として行動する十五世紀ごろの様子を伝える貴重なものである

8 本覚院墓地の板碑


 

阿弥陀三尊の来迎図の板碑で年号は不明。来迎図は絵画にも多く描かれた。死を迎えて来世へといざなうのである。阿弥陀如来も勢至菩薩も失われているが、蓮の台を捧げ持つ観音菩薩のみがよく残されている。右図は来迎板碑のおおよその全体像を復元したものである。