源平の合戦での武蔵七党の活躍

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 源頼朝が朝廷の命を受けて、平家追討の戦にさしむけた範頼、義経の軍には、武蔵七党の武士たちがたくさん加わっていました。
 『源平盛衰記』には、村山党の金子重忠、西党の平山季重、私市党の熊谷直実、横山党の成田盛綱をはじめ、各党の武士の名が見えます。
 彼らは、一の谷の合戦、屋島、壇ノ浦の戦いなどに活躍し、平家を滅ぼすために力を尽(つ)くしたのでしょう。