昭和時代の昭島市域

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 昭和十二(一九三七)年、日中戦争が始まりました。この年に、昭和飛行機(株)ができました。また、昭和十四(一九三九)年、名古屋から航空工廠が移ってきました。工場は、青梅線の北にあった雑木林を切り開いてつくられました。材料や製品を運ぶ鉄道に近く、土地が広く、しかも値段が安かったからです。
 これらの工場で働く人たちのために、堀向、上の原住宅や、八清住宅ができました。関連工場もでき、通勤のために、昭和前(現昭島)駅や東中神駅ができました。駅前には店もできました。