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第1章 五日市鉄道立川延長線(五鉄。立川・拝島間)
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南武と合併、国有化そして休止路線に
南武鉄道五日市線に
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念願の立川駅乗入れを達成した五日市鉄道。旅客はガソリンカー、貨物は従来からの蒸気機関車で運行していました。石灰石輸送が青梅線経由ではなくなったため、青梅電気鉄道へ支払っていた輸送費は減少することになりました。
その後、同じ浅野セメント系ということもあり、昭和十五(1940)年九月に南武鉄道と合併しました。これにより、立川・武蔵岩井間は南武鉄道五日市線となりました。
画像①20 客車はガソリンカー、貨物列車は蒸気機関車
(昭和11年、西秋留駅(現秋川駅)で。「東京府史」行政編)