郷地駅跡

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 郷地駅は立川駅から二・一㎞。この駅は当初、列車の行き違いができる「停車場」として計画されていましたが、途中から規模を縮小して「停留所」に変更になった形跡があります。
 駅の場所は当時の平面図(東京都公文書館所蔵)などによると、西立川駅に向かう道路の東側(立川寄り)にあり、駅舎は線路の南側にあったようです。停留所なので簡単な駅舎があった程度と思われます。なお、当時の写真の存在は確認できていません。
 

(③郷地駅~武蔵福島駅)

郷地駅跡のすぐ西の道路正面には店舗・住宅があり廃線跡が途切れる。南側の脇道から入ると廃線跡に出る。そこから西は道路でやがて市立昭和公園に至る。
 

画像①25「郷地」行乗車券
(昭和17.4.23南中神駅発行。あきる野市青木健治氏所蔵)

 下の写真は立川南通りの終点部分を東から写したものです。駅は突き当りの手前左側。横断歩道から民間ビル前付近にあったと考えられます。
 

画像①26(現在)郷地駅跡付近 東から西を写す。