西川製糸と南中神駅

34 ~ 34 / 130ページ
 駅の南、現在の玉川町住宅(東京都住宅供給公社。昭和53年建設)一帯に工場などがあった西川製糸。明治期に創業し、戦時中に軍需工場に転換するまで東京を代表する大きな製糸工場でした。創業者の西川伊左衛門は、昭和二(1927)年には五日市鉄道の監査役に就任しています。今のところ明確な資料は見つかっていませんが、南中神駅誘致に関して何らかの影響力があったと考えられます。
 

画像①37 昭和10年頃の南中神駅ホーム
(ガソリンカーが到着。市教委)