南中神駅の構内図

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 下図は、幼少期を構内の社宅で過ごした小林藤雄氏(朝日町。両親が五日市鉄道勤務)が描いた略図です。線路南に駅改札と貨物ホームがあり、旅客ホームは島型でした。西川製糸関連の工場なども描かれています。
 

(⑤南中神駅~宮沢駅(1.0Km))

踏切もあった中神停車場通り。すぐ西側は住宅があり線路跡は途切れる。少し南の農協脇(反対側はかつての駅入口)から回ると廃線跡に出る。そこから西はややカーブすると下り坂になる。宮沢駅は諏訪松中通りとの交差点のすぐ先にあった。
(注)南中神駅は計画段階の資料を見ると「武蔵中神」の駅名でした。会社は「青梅線ニ中神停車場アリ何レモ武蔵ナル為メ」という理由から「南中神」にへんこうしている(昭和5・5・15付。東京都公文書館)。先輩の青梅鉄道への配慮でしょう。 

画像①38南中神駅構内図
(一部加筆。2017.6)

 

画像①39国有化時点の南中神駅職員
(「南武鉄道国有化記念写真帳」。小林藤雄氏所有)

 

画像①40 昭和50年当時の廃線跡
(朝日町5丁目。佐藤美知男氏撮影)