大神・武蔵田中間が最短距離

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 五日市鉄道の中で、駅と駅の間が一番短かったのが大神駅と次の武蔵田中駅の間です。約四百メートルしかなく、歩いても五分くらいの距離で、隣の駅が見えた可能性が十分にあります。参考までに、現在の青梅線中神・東中神駅間は約九〇〇メートルです。
 昭和十(1935)年当時の時刻表(22ページ参照)によると、両駅の間は一分、あるいは二分差になっています。
 

画像①47(1990.12)大神駅西側の廃線跡
当時は車などが捨てられていた。突き当りが武蔵田中駅跡。

 

画像①48 現在の大神駅西側の廃線跡
画像①46と同位置。きれいな道路に変わり住宅地に。右奥に市役所が見える。