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第3章 西尾組砂利軌道
西尾組砂利軌道の歴史
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多摩川の砂利採取や砂利線については、第2章多摩川砂利木材鉄道でも述べました。ここで取り上げる西尾組砂利軌道は同じ砂利線でも少し様相が異なりますが、一時期は青梅線沿線では最多の発送量を誇った砂利線です。五日市鉄道と交差していたことは先に紹介しましたが、この砂利線をきちんと取り上げた刊行物は過去にはなく、その意味でも“謎の砂利線”です。