西尾と第一砂利の関係は不明ですが、西尾自身が第一砂利の一員として記載されている資料もあり、間違いなく後継者です。こうして、その後は西尾軌道を使った第一砂利会社を荷主とし、西尾組は運搬軌道を所有する砂利採取業者として、そのまま存続したようです。
表2 昭和3年度 青梅線個人別砂利発送番付
横綱 | 第一砂利会社(拝島駅) |
大関 | 東京市(小作駅) |
関脇 | 河辺砂利会社(河辺駅) |
小結 | 萩島茂留(川岸積込所) |
前頭 | 東京府(拝島駅) |
同 | 村尾春吉(福生駅) |
同 | 古谷友吉(羽村駅) |
同 | 荒井文吉(青梅駅) |
同 | 長井奈良石(小作駅) |