C 墓参り

130 ~ 130 / 241ページ
 市内の一部では一二月三〇日、三一日のどちらかに墓参りをする風習があった。香の葉をもって墓に供え、同時にお米をお寺に納めた。年貢米を納入する名残りのようなものでお寺へのお歳暮であるが、「ツケトドケ」といっていた。現代でもこの風習は続けられ、米の代りにお布施を届けている。