B 新年拝賀式

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 中神では熊野神社に氏子が集り、氏子総代主催の新年拝賀式を行っていた。この風習は昭和三二年頃まで続けられていたが、現在では消滅してしまった。東、西、中の講中から四人づつ交代で年番が選ばれ世話役となるが、年番が午前九時に打つ太鼓を合図に氏子の面々が参集し、神官が祝詞をあげた後、茶わんざけを酌み交して新年の挨拶をした。