B 講とお日待ち

144 ~ 144 / 241ページ
 花祭の頃は丁度桜の時季で、特に、拝島大師の桜が有名で花見に出かける人が多かった。
 各農家では四月中旬頃から春蚕の準備や畑仕事がひかえているために、四月の前半に講の行事やお日待ちが多く行われた。女性だけのお日待ちもあり、農家の人達にとっては楽しい時季であった。
 なお、講については次章を参照のこと。