目次
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附編
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民俗編
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第六章 宗教と信仰
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第二節 神社信仰と祭祀
N 惣十稲荷大明神(上川原町、現昭和町)
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市役所の西方にある富士塚の傍に鎮座しているこの稲荷社は指田十次家所蔵の七郎右衛門の手による『永代万覚帳』にその由来が記されているが、天保六(一八三五)年の二月上旬に建立が終り、熊本県の惣十稲荷を勧請し祭が執り行われている。霊験あらたかで御利益があるといわれ、当時は毎月例祭を行い、多くの人々の信仰を集めていた。