滝宮ばやし

 / 52ページ
作詞 河西新太郎
作曲 大川かずゆき
 
1.梅(うめ)に誘(さそ)われ桜(さくら)にひかれ
 さぬき治(おさ)めた菅公(かんこう)さんを
 いまも慕(しと)うて人(ひと)の波(なみ)
 さあささぬきの歴史(れきし)に香(かお)る
 絵巻(えまき)たのしい滝宮(たきのみや)
 
2.春(はる)はうそ替(か)え木(き)のうそ鳥(どり)が
 つもる苦労(くろう)も心(こころ)のうさも
 みんなとりかえ福(ふく)を呼(よ)ぶ
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
3.岩(いわ)にせかれるあの滝川(たきがわ)の
 水(みず)はわれても末(すえ)には逢(あ)える
 百人一首(ひゃくにんいっしゅ)の歌枕(うたまくら)
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
4.音(おと)に聞(き)こえた念仏踊(ねんぶつおど)り
 声(こえ)をあわせてナンマイドーヤ
 雨(あめ)も降(ふ)らずにおられよか
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
5.黄金(こがね)波(なみ)うつ実(みの)りの秋(あき)は
 忘(わす)れられよか太郎右衛門(たろうえもん)さんの
 汗(あせ)と涙(なみだ)の物語(ものがたり)
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
6.仰(あお)ぐ鞍掛(くらかけ)横山(よこやま)暮(く)れて
 ひびく太鼓(たいこ)のこだまがゆれりゃ
 笑顔(えがお)浮(う)きたつ盆(ぼん)おどり
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
7.涼(すず)し綾川(あやがわ)幼(おさな)いころの
 夢(ゆめ)はなつかし観音(かんのん)さんも
 消(き)えた水車(すいしゃ)を偲(しの)ぶやら
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
8.希望(きぼう)もえたつ学(まな)びの道(みち)に
 祈(いの)る日本(にほん)の三天神(さんてんじん)は
 北野(きたの)・太宰府(だざいふ)・滝宮(たきのみや)
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮
 
9.月(つき)のあかるい万塚(まんづか)ゆけば
 思(おも)い出(だ)します俵百長者(ひょうひゃくちょうじゃ)
 遠(とお)い祖先(みおや)の声(こえ)がする
 さあささぬきの歴史に香る
 絵巻たのしい滝宮