[歌詞二]

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歌詞二、春はうそ替え 木のうそ鳥が つもる苦労も 心のうさも
    みんな取り替え 福を呼ぶ…
 
 菅原道真(すがわらのみちざね)公をご祭神とする神社(天満宮・天神社)で行われている神事の一つです。滝宮天満宮のうそ替え祭りは、毎年4月24日に木彫りの「うそ鳥」を用いて行います。本殿から授与所に移された「うそ鳥」を受けて(購入)、「かえましょ かえましょ」と呼びかけながら「うそ鳥」のかえっこをします。すると今まで知らずしらずの中(うち)に犯(おか)した過ちや、前年にあった禍(わざわい)や凶事(きょうじ)は、皆うそとなり吉に取り(鳥)換(か)えられ開運吉兆(きっちょう)を招くと云われています。また「うそ鳥」に付けられた番号は抽選によって、福運が決められ、天満宮や奉賛(ほうさん)会から祝の品が贈られます。「うそ鳥」は持ち帰り神棚に安置します。災難や厄除(やくよ)け、招福(しょうふく)のお守りになるといわれています。

[うそ鳥]