千葉市の位置（四至）は〇―一表のとおりである。東百約二八キロメートル、南北約二八キロメートル、総面積約二五七平方キロメートル（昭和四十八年七月二十四日現在）で、千葉県総面積の約二〇分の一を占めている。千葉市より東端銚子までは約七〇キロメートル、北西端の関宿までは約六〇キロメートル、南端の白浜までは約八〇キロメートルで、ほぼ千葉県の中央に位している。千葉市より、東京都心までは約四三キロメートルで、首都圏五〇キロメートル圏内に入っている。以上が千葉市の自然的位置であるが、千葉市の社会的位置は交通機関の発達にともなって変化している。市政施行当時（大正十年）は千葉県の中心都市であったが、現在は首都圏の中核都市としての性格を強めている。