Ⅳ 新山古墳群(加曽利町字新山所在)

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 都川本谷に面する北側台地上にあり、加曽利支谷の河口部東側の台地先端部に立地する。標高三四メートル、水田面との比高は二九メートルをはかる。東金街道とその街村敷地の拡張のため、台地の先端はけずられ、古墳の一部はすでに崩壊していた。
 この古墳群は、長軸三六メートル、後円部比高三・五メートルをはかる前方後円墳(第一号墳)と、長軸二五メートル、後円部直径一五メートル、前方部最大幅一五メートルの前方後円墳(第二号墳)、及び直径約二〇メートルの円墳(第三号墳)との三基からなる(二―一二六図)。

2―126図 新山古墳群周辺地形図