目次
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第2章 原始・古代
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第三節 古墳時代
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第一項 氏族社会の成立と遺跡の分布
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3 古墳時代の主な遺跡
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二 古墳時代後期の遺跡
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(古墳)
Ⅳ 新山古墳群(加曽利町字新山所在)
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都川本谷に面する北側台地上にあり、加曽利支谷の河口部東側の台地先端部に立地する。標高三四メートル、水田面との比高は二九メートルをはかる。東金街道とその街村敷地の拡張のため、台地の先端はけずられ、古墳の一部はすでに崩壊していた。
この古墳群は、長軸三六メートル、後円部比高三・五メートルをはかる前方後円墳(第一号墳)と、長軸二五メートル、後円部直径一五メートル、前方部最大幅一五メートルの前方後円墳(第二号墳)、及び直径約二〇メートルの円墳(第三号墳)との三基からなる(二―一二六図)。
2―126図 新山古墳群周辺地形図