径一五・五メートル、周溝外径二一・一五メートルの円墳である。旧地表面の標高は、南側で二八・七八メートル、北側で二八・五メートルであり、墳頂の標高は三〇・五八メートルである。
内部主体は墳頂部にあり、墳頂から約一メートル掘りこまれた土壙である。棺床部は長さ二・五メートル、幅〇・七メートルである。副葬品として、鉄製直刀一振、刀子二本、管玉二個、切子玉二、ガラス玉六八、鉄環二などが出土した。これらの出土状態と、木口に当たる部分に築かれた粘土塊などから、これは割竹式の木棺直葬であったと思われる。
第二号墳