長軸約三一・五メートル、後円部直径一九・五メートル、前方部最大幅約一四メートルの前方後円墳である。
内部主体は、後円部墳丘の南寄りで、墳頂下一・六メートルの位置から発見された。土壙の全長は三・六メートル、幅は約〇・六メートル、壁高は二〇センチメートル前後であった。その両端部には、粘土塊が充填されているが、側面及び底部には認められない。第一号墳と同じく木棺直葬であろう。副葬品は、鉄製大刀一振、鉄鏃一九本、刀子一本である。大刀は南側壁に接し、刃部を内側に向け、切先はほぼ南に向けていた。
第二号墳