第一号遺構

262 ~ 263 / 452ページ
 外法六・八×六メートル、内法四・三×三・八メートルの隅丸方形を呈し、周溝は、幅一・一~一・二メートル、深さ二五センチメートルをはかる。周溝内部のテラス部は、軟弱で踏み固められたような痕跡はない。
 内側テラスからは、土師式土器一片と若干の茅山式土器が出土した。
 周溝内からは、茅山式土器、土師式土器、石錐が出土している。また、南側内側壁面から底部にかけて炭化物が堆積しており、木炭片数片が出土した。