佃煮製造業の発展

222 / 492ページ
 江戸時代に発生し、明治に入って生産を拡大し、県下に知られるようになったのは、佃煮製造業である。
 地先海面で漁獲された、小はぜ・わえび・あさりなどが原料として使用され、順調に発展した。五田保・寒川地区が、佃煮製造の中心地であった。