目次
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第5章 近代
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第六節 千葉町の産業と経済
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第二項 産業近代化の芽生
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4 明治前期の建設業
ガス
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千葉町における、ガス供給開始は、明治四十五年(一九一二)二月に当時の寒川片町(現港町)に千葉ガス株式会社の設立に始まる。当社は、大正六年五月に社名を千葉ガス工業株式会社と改め、資本金二五万円で本格的操業を開始し、最初のガスタンクは石炭乾溜法で、一日当たり一五〇トンの石炭を使用し、日産六万~七万立方メートルの供給能力であった。同社は現在の東京ガス株式会社千葉支社千葉事業所の前身である。
なお、飲料冷凍用の製氷は、大正九年より千葉町で開始された。