目次
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第5章 近代
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第十一節 大正~昭和前期の経済
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第二項 大正~昭和前期の産業
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6 交通
土気駅とその周辺
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明治二十九年に開業したが、駅勢圏狭く、開通以前より町勢は衰微した。駅前の県道も人馬難行の悪路で、わずかに小運送機関として三~四の荷馬車があった。
主要貨物は木材、麦、木炭で東京、成東、大宮に発送される。駅員八名、収入一日平均旅客四〇円、貨物一五円、取扱数量一日平均乗客二二〇人、発送貨物一〇トン、到着貨物三トン、発着貨車一車。