二四万二〇〇七円を計上し、養蚕不振による改植、転換の奨励によって二八九町八反(約二、八六九万平方メートル)を整理している。ほかに自給肥料の増産、小麦増殖奨励、魚附海岸砂防造林施設を推進している。
小麦の増殖については、五カ年間に一万町歩(九千九百万平方メートル)を計画した。また三〇トン、二百馬力、速力一二カイリの鋼船の漁業取締船を建造、不漁による海上紛争の防止や稚魚の乱獲を食いとめている。
中小企業対策としては、日本興業銀行、日本勧業銀行、産業組合中央金庫経由で合計一三万六千円の貸し出しをうけている。