ところで、市営住宅の建設状況はどうかというと、大正十年に初めて寒川町に三五棟を建設して以来、その後は久しく途絶えていた。昭和二十六年以後の建設状況は次のとおりである。
▽昭和二十六年 木造平家一種二〇戸、二種六〇戸。
▽同 二十七年 同一種二二戸、二種一五戸。
▽同 二十八年 同一種三五戸、二種五戸。
▽同 二十九年 同一種三〇戸、二種八戸。
▽同 三十年 簡易耐火平家二〇戸。
▽同 三十一年 簡易耐火二階建て一種二〇戸。
▽同 三十二年 簡易耐火平家二種四四戸、同二階建て一種一六戸。
▽同 三十三年 簡易耐火二階建て二四戸。
▽同 三十四年 木造平家一種一五戸、同二種一五戸、簡易耐火二階建て一種三二戸、中層耐火四階建て二四戸。
▽同 三十五年 簡易耐火平家一種二二戸、簡易耐火二階建て一〇戸、改造一八戸、中層耐火二四戸。
▽同 三十六年 木造平家一種二〇戸、同簡易一二戸、簡易耐火平家一種五一戸、同二階建て八戸、中耐四階建て五六戸、同三階建て三六戸。
▽同 三十七年 木造平家二種二三戸、簡耐平家一種二四戸、同二種一〇戸、中耐四階建て九六戸。
▽同 三十八年 木造平家二種二六戸、簡耐同二四戸、同二種一〇戸、中耐四階建て八八戸、同三階建て三六戸。
▽同 三十九年 簡易木造二種三一戸、簡耐二階建て一種三二戸、同二種二八戸、中耐四階建て一二八戸、同三階建て一八戸。
▽同 四十年 木造平家簡易二〇戸、簡耐平家新婚者向け二〇戸、同二階建て一種四八戸、同二種四二戸、中耐一種三二戸。
▽同 四十一年 簡耐木造特定二〇戸、新婚用二〇戸、簡耐二階建て一種四五戸、同二種六〇戸、中耐四階建て一種五六戸。
▽同 四十二年 簡耐平家新婚用二〇戸、同二階建て一種四四戸、同二種七八戸、中耐四階建て九六戸、同二種三二戸。
▽同 四十三年 簡耐平家一種一二戸、同二種一二戸、同簡易二〇戸、同二階建て一種八二戸、同二種四二戸、同新婚用二〇戸、中耐四階建て一種六四戸、同二種四八戸。
▽同 四十四年 簡耐二階建て一種七八戸、同二種三八戸、同新婚用二〇戸、中耐四階建て一種六四戸、同二種四八戸。
▽同 四十四年 簡耐二階建て一種七八戸、同二種三八戸、同新婚用二〇戸、同簡易二〇戸、中耐四階建て一種九六戸、同二種七二戸。
▽同 四十五年 簡耐二階建て一種六四戸、同二種九戸、同新婚用二〇戸、同簡易二〇戸、中耐四階建て一種一五二戸、同二種七二戸。
▽同 四十六年 簡耐二階建て一種三二戸、同二種九戸、同新婚用二〇戸、同簡耐三二戸、中耐四階建て一種二〇八戸、同二種七二戸。
▽同 四十七年 簡耐二階建て一種二八戸、同二種八戸、新婚用二〇戸、同簡耐三二戸、中耐四階建て一種一二八戸、同五階建て一二〇戸、同二種四八戸。
二十六年から四十七年までに建設された市営住宅は三、八三五戸にのぼっている。このうち一戸焼失、九戸譲渡されているので現在三、八二五戸ということになる。ほかに土気町から引き継ぎの町営住宅が一〇五戸ある。四階建ては三十四年から、五階建ては四十七年分から実現している。新婚者用の住宅は四十三年分から建設されている。